最初に生まれた子どもたち(三つ子)がまだ小さかったころ、アパートの4階に住んでいた。それもエレベーターもなく階段だけのアパートだったから、気軽に外にも出れず、それはそれは毎日が大変だった。
そんな時にホームセンターでハーブ苗を見つけ、何気なく葉っぱを触って嗅いでみると、なんとも言えない良い香りがして…!普通に見える葉っぱなのにと、衝撃的だった。思わずハーブ苗を2つ買って帰り、ベランダに置くことにした。ラベンダーとローズマリ―、私にとって最初のハーブとなった。
それから、育児で一息つきたいと思う時には、ベランダに出て、ハーブを触って香りをクッと嗅ぎ、ハァーッと息を吐き出してはまた戻るということをしていた。
これが私とハーブの出会い となる。あれから人生のいたるところで、ハーブが私を慰めてくれることになるとは、その頃は想像していなかった。
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